アワビの保存方法

鮮度と保存期間に合わせた、アワビの保存方法をご案内します。
アワビの種類は、黒アワビ、エゾアワビ、赤アワビ の天然・養殖問いませんので、ご活用ください。

アワビの鮮度の確認方法

　まずは、アワビの鮮度を確認して下さい。
　触角を出して動き回るアワビが、ストレスのない最高級鮮度になります。
　また、足の先端の突起がキレイに枝分かれしているアワビほど、活きが良いです。

短期間保存の場合（3日前後）

　 鮮度の良い活きたアワビは、活きたまま保存して一番美味しく頂きましょう。
　※冬よりも夏の方がアワビは弱りやすく、日持ちしませんのでご注意下さい。

　　（活アワビ賞味期限）
　 冬：3～4日、夏：2～3日程度　冷蔵庫で保存可能。

【準備物】

・深い容器（ボウル　もしくは　タッパー）･･･1個
・敷き物（キッチンペーパー　もしくは　新聞紙）･･･少量
・スポンジ（和丸水産宅配品の同封物）･･･数枚
　※ご配送時間が長い場合のみ、鮮度を保つ為に入れています。通常はろ過海水のみです。

【保存手順】

～和丸水産のアワビの場合～
1.
　深い容器の底に、和丸水産から届いたスポンジか、ろ過海水を浸した敷き物を置き、その上に貝殻を上にしてアワビを乗せます。

※敷き物の場合、キッチンペーパーなら2～3枚ほど。新聞紙なら4～5枚ほど。

2.
　和丸水産から届いたスポンジか、ろ過海水を浸した新聞紙を2～3枚アワビに被せ、冷蔵庫の野菜室に入れる。


～他店でご購入のアワビの場合～
1.
　深い容器の底に、敷き物を濡らさずに置き、その上に蓋を下にしてアワビを乗せます。

※キッチンペーパーなら2～3枚ほど。新聞紙なら4～5枚ほど。
※本来ならアワビの身が見えています。

2.
　水道水に濡らした濡れ新聞紙を2～3枚アワビに被せ、冷蔵庫の野菜室に入れる。

※本来ならアワビの身が見えています。

【活きアワビの食べ方】

・数日冷蔵庫に保存しても、活きていれば通常の活きアワビとして食べられます。
・刺身、踊り焼き等、お好きなように調理出来ます。アワビの調理例

【ご注意点】

・浅い皿を容器として使用すると、アワビが脱走する場合があります。
・ラップで密閉しないで下さい。アワビが死んでしまいます。
・タッパーをご使用されても、蓋はしないで下さい。
・上記の保存方法は活きの良いアワビに限ります。活きが悪いとすぐに死にます。
・ご自分でご用意される場合、人工塩水は作成・管理が難しいので、必ずしも必要ではありません。
・同じ水だからと言って、水道水に入れるのは厳禁です！
　確実にすぐに死にますのでお止め下さい。本来海水中にいる生物です。
・アワビは暑さに弱いので、確実に冷蔵庫に入れてください。5度程度が目安です。
　※野菜室（通常5～7℃）が適しています。冷凍庫に入れると死にます！

中長期間保存の場合（3日～最大半年程度まで）

　 殻付きか、身だけにして冷凍保存します。
　 アワビが活きている内に処理するのが好ましいです。
　 死んでしばらくした後に保存すると、悪臭が残り不快に感じる場合があります。

【準備物】

・タッパー･･･1個
・冷凍保存袋（ジップロック）･･･適量
・ラップ･･･適量

【保存手順】

～殻付きの場合～
1. アワビをたわしでよく洗い、身を殻から外す。
　→あわびのさばき方をご参照下さい。

2. 口は不要なので切り取り、肝を外す。

3. 身と肝をよく洗う。

4. 身のみを、アワビの貝殻に元々入っていたように戻し、1個ずつラップする。

5. 4.を冷凍保存袋に入れて冷凍庫で保存する。

6. 肝も身のように1個ずつラップし、冷凍保存袋に入れ、冷凍庫で保存する。

～身だけの場合～
1. アワビをたわしでよく洗い、身を殻から外す。

2. 口は不要なので切り取り、肝を外す。

3. 身と肝をよく洗う。

4. 身のみを1個ずつラップする。

5. 4.を冷凍保存袋に入れて冷凍庫で保存する。

6. 肝も身のように1個ずつラップし、冷凍保存袋に入れ、冷凍庫で保存する。

【冷凍アワビの食べ方】

・ラップをしたまま5～10分間、流水で解凍して下さい。
　※指で押さえると弾力を感じる程度で十分です。
・活きた状態で冷凍したアワビは刺身でも食べられます。
　ただし、基本的には加熱処理するのが無難です。
・肝は刺身にせず、加熱処理を原則として下さい。

【ご注意点】

・身と肝は匂いが移りますので、分けて保存した方が良いです。

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